夢の中の約束。

「えっ⁉」
彼女は、そう言ってこっちを見た。

「崎谷聖香です。」

彼女に無視されるんじゃないか
と心配していた俺は、急に緊張がとけて
心臓だけが激しく鳴っていた。

「俺の名前は坂田輝。
よろしくな!」

俺は、精一杯の笑顔を見せた。
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