キミの香り[短編]
キミの香り


『茉矢[マヤ]、来週誕生日だよな?』


『うん♪覚えててくれたの!?』


『当たり前♪プレゼント何がいい?』


『んー…
あたしは、瑠誠[リュウセイ]が隣におってくれるだけでいいよ』




なあ、君は今も、この言葉を覚えてる?

俺だって…
キミが隣におってくれるだけで、それだけで良かったのに……



< 1 / 17 >

この作品をシェア

pagetop