高校でびゅーっすか!?



「おいおい、ひがむなよ。」

「どうしようもなく残念な頭だな。」


俺は早見の言葉をふっと笑って受け流し、女子から手渡された紙を見る


「ぷっ!!!
お前園芸係って…!!!」

表の1番上に早見の名前があり、それが園芸係だなんて笑えることこの上ない

なんせ、見るかぎり花を愛でるなんてことが想像もつかない早見だ

笑わない奴がどこにいる!!!


「あはっ、あはははは…!!!!」

「…だりぃな。」


「っと俺はぁ………。」


ひとしきり笑った後、ゆっくりと上から下に俺の名前を探す

「あ…、あれ?」


図書係とかかれた欄にある俺の名前が、華麗に二重線で消されている

明らかに悪意の篭っているその線


「なんだ、バカ、名前消されてるな。」

「あ…あるェ―???
そんなウマシカなだけに馬鹿な!!」


俺的には素晴らしく上手いギャグを完全にスルーした早見は何気なく紙を俺から奪い取り、裏を見て薄く笑う

「よかったな、馬鹿。」


「はっ…??」

「お前、【担任様のパシリ係】に任命されてるぞ。」




どどん、と早見が俺に突き付けた紙を見てみると、乱雑な文字で【担任様パシリ係・馬鹿】と書いてある


「そ…そんなバナナ………。」


俺の高校ライフは早くも行き詰まりの様子を見せはじめたのだった




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