記憶少女

私は今、白い空間にいる

?「君はまだここに来るのが早い」

そう言われた途端息苦しくなった

由『だっ…だ…だれ』

声を出すのが精一杯だった
苦しくて苦しくて咳き込んでしまった

?「由紀!?大丈夫!?」

誰かが私を見て心配している

由『すいませんが何方ですか?』

心配をした人は泣き始めた。
私のせいなんだろう…

由『ごめんなさい…』
?「ごめんね…グズ…いきなり…」

ここは一体何処なのだろうか…
自分は誰なのか…
由紀?それは私の名前?

由『あの、ここは何処なんですか?』
?「ここは病院よ…ッウ…グス」

-病院?
私は体調不良なのだろうか?

おばさんはボタンを押した
その瞬間医師が現れた
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