私と彼とカレとワタシと
「内規。
いらないものは排除しちゃえばいいのよ。
レンの母親みたいに。」
「お前が
レン様のお母様を…!」
ドロップさんが言う。
「お前がやっぱり
内規の弱味につけ込んで内規をコントロールしてたのか。
絢音。」
「私は内規の幼なじみなだけで
弱味になんかつけ込んでない。
ちょっと内規に手を貸してあげただけよ。
ダイゴ。」
絢音さんは不気味に笑い出す。
その笑いに恐怖心が芽生えた。