初恋草

知らされた事実



ー亜悸sideー



華純に彼氏か...。



さみしくなるわねぇ...。




そんなことを考えていたら、目に涙が浮かんできた。



多分きっと、さみしいとか、そういう感情じゃない。




きっと...私は嬉しいのね。



華純が...純夜くんと付き合うことになるなんて...。



これで...遊李さんも、あの子たちも...そして私も。



やっと報われる。




そして、私は涙を拭き、お茶の準備を再開した。




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