青のキセキ
「美空さんの机はここね。私の横だよ」
佐山さんが言う。
「そこは課長の机。今日は得意先に寄ってから出社するって言ってたから、もうすぐ来るとは思うんだけど...」
どうやら、私の机は課長のすぐ前らしい。
「佐山さん、あの~、なんで私が課長のすぐ前なんでしょう...?」
だって、普通、1番下っ端は隅っこの席じゃないの?
なのに何で課長と佐山さんの間の席なの?
おかしくない?
「実は、この間まで、そこ、私が座ってたんだ」
佐山さんが私の席を指差しながら言う。
「でも、私、恥ずかしながらトイレが近くて...。で、入り口の近くの方がいいって部長にお願いしたんだ」
と、小さな声で理由を教えてくれた。
「そうなんですか...」
理由が理由なだけに、しかも部長のお許しが出てるなら、仕方ないよね。
課長ってどんな人なんだろう...。
佐山さんが言う。
「そこは課長の机。今日は得意先に寄ってから出社するって言ってたから、もうすぐ来るとは思うんだけど...」
どうやら、私の机は課長のすぐ前らしい。
「佐山さん、あの~、なんで私が課長のすぐ前なんでしょう...?」
だって、普通、1番下っ端は隅っこの席じゃないの?
なのに何で課長と佐山さんの間の席なの?
おかしくない?
「実は、この間まで、そこ、私が座ってたんだ」
佐山さんが私の席を指差しながら言う。
「でも、私、恥ずかしながらトイレが近くて...。で、入り口の近くの方がいいって部長にお願いしたんだ」
と、小さな声で理由を教えてくれた。
「そうなんですか...」
理由が理由なだけに、しかも部長のお許しが出てるなら、仕方ないよね。
課長ってどんな人なんだろう...。