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「咲、学校の人達がなんか言ったら、私が守るからそんなこと言わないで、約束でしょ?」

私は、愛と2つの約束を交わした。

・私に何かあったら直ぐに愛に言うこと
・学校は愛と一緒の所に通うこと

私が言おうしたことは…聾学校の事。


受験の時、選択肢が無かった訳じゃないけど、愛にそれを言ったら、凄い勢いで怒られ、私は愛から守ってもらい普通の学校に行く事にした。


『ごめん、もう言わない。ごめんね!』


愛の私への愛情に甘える事を愛は、凄く嬉しいことだと言ってくれる。

甘えちゃいけないって分かってるのに私は、弱い…甘えちゃうんだ。


「咲~同じクラスだったよ。」


学校につくと、私を下駄箱に待たせて、クラス表を見に行った。


『ありがとう。行こっか!』


私は、愛の手を引いて一年のクラスまで歩いた。


「咲、どうしたの?」


愛は、いきなり私がした行動にビックリしていた。


『ごめん、人酔いしそうだったから。』


ウソ…
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