HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
「・・・」


結生はキュッと悔しげに唇を引き結ぶ。



「社長代理としてビジネスの成果を欲しがるのは分かるが…」


「失礼!!」


茶髪の若い女性がトレーでサンドイッチの盛り合わせを持って来た。
多分、元モデルの濱部社長の奥様だと思う。
テーブルのご馳走にサンドイッチが加わった。


「美古…座れ」


「何?トーマ」


「いいから、座れ」


濱部社長が女性を隣に座らせた。



「紹介する…俺の妻の美古だ」


「よろしく~っ♪」



「…妻の…麻有です」


「16歳って訊いたけど…本当みたいね…肌がピチピチしてる」


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