HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
「…安心した」



「・・・」



「俺がシンとリン…起こしてくる…お前は弁当作りに全力を尽くせ!」


一体、何のつもり?

結生の変わり様が気持ちが悪くて仕方がない。


結生は、私に何を求めるの?


自分のポリシーを曲げてまで、私を男として抱きたいの?


そうだと思うと彼の貪欲な欲望の深さに身が震えた。



自分とは全く違う身体だし…ある意味、『未知との遭遇』…



でも、仕事中なのにちゃんと私の電話に出てくれて…



濱部社長に妻だって紹介されても嫌悪感は感じなかった。



凹んで暗い結生を慰めたいとも思った。



私の心の中に結生と言う男が居つき始めてる。











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