HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
「あ…私たち…まだと言うか…」



「そっか~。見合い結婚だし、恋愛結婚みたいに上手くはいかないか」


ずっと、結生は書斎で仕事しながら寝泊りしていた。

私たちは別々の場所で就寝。


夫婦なら一緒に寝るのが普通だけど。


私がやっぱり貧乳だから、結生はその気になれないのかな?


その気になられても困るけど。



「結生さんのコト…好き?」


「んん、まぁ~」



結生は夜遊びはせずに真っ直ぐと帰って来て、私の作った料理を美味しそうに食べてくれる。その顔を見てると料理に気合が自然と入ってくる。


結生の為にと思うと…何だか自分では分からないパワーが溢れていた。



< 117 / 212 >

この作品をシェア

pagetop