HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
俺は全然、気づいてなかった。



克敏と麻有・・・



とある日曜日の昼下がり。


俺は庭でコニファーの手入れをしていた克敏に話しかけた。



俺と克敏の出会いは、8年前…


父と共に庭師として住み込みで働き始めた克敏はその当時、18歳。

俺は14歳だった。





克敏はちゃんと自分の立場を理解して、俺に接していた。



「どうしました?結生様」



「単刀直入に訊くけど、麻有とはどう言う関係だ?」


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