HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
「俺はお前に会うまで…チャラい男だった。御曹司という立場に甘んじていた。麻有と暮らして、お前を愛して…ハンパに生きていた自分が恥ずかしい…」



「結生からこんな立派な言葉を訊くなんて・・・」


結生のお父さんもお母さんも泣き始めた。


二人は感情の起伏の激しい人たちだ…



「おい!?泣くなよ!!?」



結生は声を張り上げて、二人を慰める。



「…ウチに一度…帰ってくるか?麻有」


お父さんが迷う私に声を掛けた。



「うん。でも、結生とちゃんと話がしたい…」


「そうか…本当にすまないコトをした」


「でも、私…摩有の身代わりで花嫁になったけど…後悔してない。結生に出会えたから…」


「麻有…」


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