HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
彼のお父さんはかって、ウチの屋敷に出入りしていた庭師。
彼もお父さんのお手伝いをしていた。


仕事の合間に、よく彼は私たち姉妹の相手をしてくれた。



でも、お父さんの経営する造園会社が倒産。それっきり、私たちも会わなくなった。



あれから、もう…8年か・・・



「俺は白石家の住み込みの運転手兼庭師だ」



「え、あ…じゃあ~今朝、私たち…会ってたの?」



「昨日も結生様とお前をホテルに迎えに行った…このまま、声を掛けずにいようと思ったけど…」


「かっ君…水臭いよ!!」


私よりも10歳年上だったカッ君。

小さいのに、生意気な私の相手をしてくれた。


結生よりもオトナの男のフェロモンをムンムン感じる。





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