星屑〜あたしの命が輝く時〜
しばらくすると、
お父さんが帰ってきた。







『お帰りなさい。』









わたしが出迎えると、









『真里はどうした?』









お父さんは私の言葉なんか無視して、真里のことを尋ねてきた。








『病院だよ。おかあさんと…………。』










『そうか。』









あたしのことなんか、どうでもいいというかのように真里のことだけ聞いて、ご飯を食べはじめた。









『お父さん、あたし……。電子辞書ほしいんだ。お金足りない分かしてくれないかな……?』










『真里の病院代にお金がかかるからダメだ。』










そうだよね……






あたしのことよりも真理のほうが大事だもんね……………?
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