アナタとの距離
「うわ、広い……」
あれから、お兄ちゃんの車にのり、これから住む家へと向かった。
ついた場所は10階建の立派なマンションだった。部屋は最上階にあって、玄関を入って扉を開けると、そこは、広々としたリビングだった。
「気に入ってくれた?彩乃ちゃんの部屋も用意してるから、そこに荷物置きな?」
お兄ちゃんは、ずっとニコニコしながら話しかけてくれる。。
「なんか、家族みたい…」
私が、つぶやくと、お兄ちゃんは
「家族みたい、じゃなくて家族だよ(笑)」
って笑ったんだ。。