動化家３

チコが妻に…

チコはケリーの元へと向かった。

窓を見るとケリーは居なかった。

チコは辺りを探すと、木の下のベンチに座っているケリーがいた。

チコ「ケリー…！」

ケリー「チコ…？何で戻ってきた！」

チコ「心配だったから…。」

ケリー「パパに見つかれば、君は命なしでは帰られないんだぞ！」

チコ「それでもいい。ケリーを助けたい！」

すると、ケリーのパパが来た。
パパ「休憩は終わりだ！働け…！ケリー！おっ…！お前は逃げたやつだな！人間に触れると動物になるんだったな？この特製の手袋なら動物には変身出来まい！さぁ来るんだ！」

チコはパパに連れて行かれた。
ケリー「待ってよ…！」

パパ「口答えするのか…？」

ケリー「いえしません…。」

パパ「だろうな！さぁ行け…！」

持っている鞭でケリーを叩いた。

ケリーは渋々、仕事へ行った。
チコはパパの部屋に連れてこられた。

ドアに鍵をかけた。

パパ「お前はいい女だ…！私の妻になれば裕福な暮らしと身体に傷をつけるような事はしない！だが断れば、ケリーみたいに働くか、部屋に閉じ込める！どうだ？」

チコ「私は…。ケリーを助けに来たの！あなたの妻にはならないわ！」

パパ「そうか…。惜しいな…。一生働くのか？」

チコ「働くのはしないわ！」

パパ「じゃあ閉じこめてやる！飯も食わないで命を落とすんだな…！」

チコ「それは……。」

パパ「もう一度聞く…！妻になるか？」

チコ「分かりました。あなたの妻になります。」

パパ「そうか…！良かった！良かった！私の事は、パパって呼ぶんだ！今日はお前は私とこの部屋で暮らすんだ！」

パパは、チコをロープで縛った。

パパ「逃げては困るからな…！私は出かけてくる！」

パパは出かけて行った。