動化家3
メジーナと万能薬採り
ナナリは急いで戻ってきた。

メジーナが外でウロウロしていた。

メジーナ「今まで何処に行ってたのよ…!もう時間がないのよ!」

ナナリ「リオさんは?」

メジーナ「目を開けなくなったわ…。」

ナナリ「今すぐ万能薬を採りに行きます。」

メジーナ「私も着いて行くわ。」

ナナリ「分かりました。」

2人は山の頂上を目指して登りだした。

歩いていると、メジーナが話しかけてきた。

メジーナ「あんた、本当は何者だい?魔法使いでもあるが…。」

メジーナがナナリに触れると、猫に変身した。

ナナリ「私は、動化家から調査の為に来ました。」

メジーナ「猫が喋ってる…。ってナナリなの?そうゆう事か…。何の調査?」

ナナリ「闇市で魔法使いを売る人が多発していて、何とかしてボスを見つけて、止めさせようと…。」

数分後、ナナリは人間の姿に戻った。

メジーナ「なるほどね。闇市で、魔法使いを売る人が居るのね。私も同罪か…。買ったんだし。」

ナナリ「悪いのは売る方です!魔法使いだって、1人の人間です。物のように扱われると悔しいんです。」

メジーナ「そうよね…。」

2人で話していると、頂上に着いた。

頂上には大きな穴があった。

2人は恐る恐る入った。

すると、おじいさんがいた。

おじいさん「誰だ…!」

ナナリ「万能薬があるって聞いてきました。」

おじいさん「お前達もか…。ドラゴンは巣立ってしまった。手元には、万能薬が1つしかない。」

メジーナ「妹を助けて下さい!お願いします!」

おじいさん「奥へ行きなさい。」

奥へ進むと、たくさんの人がいた。

おじいさん「万能薬が欲しい者達よ…!私が今欲しい…、アクアのネックレスを差し出せば、万能薬をやろう!アクアのネックレスは、空に飛んでいるアクアバードの透き通った羽で作られる…。さぁ、捕まえに行け…!」

みんなは一斉に走り出した。

メジーナ「アクアバードなんか捕まえられないよ…。」

ナナリ「そんな事でいいなら、私が捕まえてみせる!」

ナナリはメジーナの手を引っ張り、外に出た。

みんなはロープを投げたり、石を投げたりしていた。

ナナリは山を下山して、港へ来た。
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