ゆびきり
「陸斗?どうしたの?いきなり、部屋に連れてきて?」
 愛羅には、わからないんだよな…
 勝手に、俺たちの間に入ってきた松尾について、俺がどう思っているのか…

「…陸斗…、私悪いことしたかな?」
 愛羅、お前は悪くないんだ。
 ちゃんとできない、俺が悪いんだ…

「うんうん、愛羅は悪くないんだ、ホントに…」
 愛羅の顔から、緊張と怖がりが、消えた。
 すると、今度は迷っている顔になった。
「陸斗、ちょっと聞いていい?」
「いいけど、何のこと?」
 愛羅は、一時迷ってこう言ってきた。











「陸斗は、莉実ちゃんと付き合っているの?」











 えっ、なんでそんな事聞いてくるんだ?
 付き合ってるわけないだろう?
 どうしてだ?
 愛羅は、俺を疑っているのか?



 愛羅は、そのあとも何かを話していたが、俺には聞こえてこなかった。
 愛羅が、聞いてきたことの衝撃が大きすぎて…
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