ゆびきり
「よっ、相変わらずラブラブ登校ですか!ホントに、仲良いなー」
「何言ってんだよ、お前ら人の事言えないぞ。」
 翔輝は、こんなこと言うけど、俺たちは手をつないで帰るだけで、キスすらしたことないんだぜ?
「あのさ、お前らどこまでやったの?」
 翔輝は、ホントに鋭い。
 
「ごめん、答えづらい。そんなこと言う、お前らは?」

 この質問をしてたことも、バカだった。

 翔輝は、ニヤニヤしながら、耳打ちしてきた。
「もちろん、ヤッたぜ!」



 M・A・J・I・K・Aーーー!



 それは、俺たちのほうが、付き合ってる期間短いけどさ。
 早くね?


「なぁ、付き合ってどれくらいでヤッたの?」
「ん?3か月ぐらいっだったよ?」

 待てよ。
 今日は、付き合って3か月目まで、あと10日。
 俺は、絶対に嫌だ!
 だって、愛羅の気持ち聞いてねーし!
 うん、ヤるのは俺たちは、早すぎる。


 そんな事を、考えてると、愛羅がやってきた。




 
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