ゆびきり
「あたしは、陸斗がやりたいなら、ヤってもいいと思ってるし、陸斗のこと好きだから、陸斗が初めてが良いなって…」
 そう言って愛羅は、一口お茶を飲んだ。

「愛羅は、ホントにいいのか?」
「うん。だって、陸斗の事大好きだもん。」
「でも、俺は今は早いと思ってるから、少しだけ待ってくれないか?」
 俺は、そんな事を言って、お茶を飲んだ。

 愛羅と、何気ない会話を交わして、デートは終わった。

 そして、あることに気づいた。



 俺、愛羅が飲んだお茶飲んだ!
 


 どうしよう!
 キスしたこともないし!
 超緊張するじゃねーか!

 そんな事を考えて、1日が終わった。

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