vampire secretlove

香恋が帰ってから私は
家の近くを歩いていた。
アイツと歩いた道。
・・・。
いつまでも過去にすがりついても
しょうがない。
分かってるし今思えばアイツは
もともと私の事なんて
見てなかったのかもしれない。
完全にふっきれたと言えば嘘になる。
けどだいぶ落ち着いた。
多分、明日は笑って学校に行けるだろう。

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