彼とわたしの秘密のカンケイ
タイトル未編集

秘めた恋心





「あなたには才能があるんだから――」






どいつもこいつも才能才能って。

小さい頃から言われてた。



でも「才能」なんてただの幻想だ。



俺には才能なんて必要ない。

才能という先入観で自分を見て欲しくない。



だから俺は、ピアノを弾かなくなった。






そして今の俺は――地域一帯を支配する、

総長だ。

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