蒼空~キミの名前を呼ぶ~
「ゴホンッ」
あ…。
わざとらしい咳払いで気づいた、呆れたような冷やかな視線。
「あんたらさ、
まどかの存在忘れてへん?」
「わ、わ、忘れてない!! 忘れてないよ!?」
「テンパリ過ぎやろ」
「忘れてたぁ~♪」
「神崎、消えろ。
DNA分子ひとつ残さずに消滅しろ、変態」
「まどかちゃん、コワーイ♪
嘘だってば~、そんな怒んないで」
「シバくぞ、変態」
ま、まどか様ぁーッッ!!
黒い…黒いです!!!!
そして、やはり斗真は勇者だった。
あの度胸に少し尊敬。
「美紗ぁ~、まどかちゃん怖い~」
あ、間違えた。
ただのアホだったみたい。