蒼空~キミの名前を呼ぶ~
「だから…ッ
…オレは、永く生きられねぇから…
出来ねぇじゃねぇかよ…っ」
今にも、消えてしまいそうな蒼空の声。
あたしは、蒼空が消えてしまわないように今よりも、もっと強く抱きしめる。
「出来るじゃない
蒼空は
あたしのために生きてくれる――。」
蒼空は
そんな病気に負けない。
負けて、あたしより先に逝ったら
呪ってやる。
「…はは、
どっから来んだよ、その自信は」
「どこからでも!」
大好き、蒼空。
だからお願い、死なないで。
また、あたしの前から
消えてしまわないで――。