蒼空~キミの名前を呼ぶ~



―――――――……


美紗ちゃん、美紗ちゃん、美紗ちゃん……


だあぁぁーっ!!

うるさぁーいっ!!




いい加減に我慢できなくなったあたし。

「あのねぇ! 一体何なの!?
神崎くんがずっと着いてくるから、
付き合ってるんじゃないか、って言う
ありえないウワサがたってんのよ!?

協力どころか邪魔してるじゃない!!」


神崎くんはキョトンとしてから、
ニッコリ笑って一言。



「オレ、協力やめたから♪」





< 91 / 304 >

この作品をシェア

pagetop