私の彼氏はお兄ちゃん!

「お。正解。じゃ、ご褒美だな」

そう言って、お兄ちゃんは私のほうを見た。
いたずらそうな目。

そんなことも知らずに、私は解けたことと、ご褒美が嬉しくて浮かれていた。

「何?甘いもの?はやく…っん…?!」

なにこれ…今、何して…

「…ご褒美」

お兄ちゃんは、私から離れた。

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