跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
俺は桃の肩を抱いて、欝の心を癒す。



キスして慰めてあげたいけど…黄田川さんと羽原さんがいるのでそれは無理だった。



「見せつけてくれるなぁー緑川」


「俺は肩を抱いただけですよっ!」


「お前の目がエロい…」


「はい?黄田川さんの方がエロいでしょ?」


「お前だ…緑川」


「世の中の男は皆…一緒だから…醜い争いはしないの」


羽原さんが俺たちの言い争いを畳み掛ける。



「ぷっ」


暗い桃に笑顔が戻った。



「桃が笑った…桃は笑顔がいちばん」


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