跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
* * *

「!!?来たぞっ!!」


夕食はひとりひとり、御膳を前にして食事。


どこかの割烹で食事をしてるかのような豪華さ…


夕食に席に、乱入して来たのは、あのナル…いや智成様っ!!?



「智成…あなたの食事も用意させるから、待ってて」


「別に…メシは要らねぇよ…酒があるし」


「智成…周りを良く見なさい…」


「んっ?」


「来客もいるんです!帝家の人間になったんだから、紡ぐ言葉を考えなさい!」



「実家に久しぶりに帰ったのに…」


「俺は別に気にしてないから大丈夫です。琴子様…」



「そう?」


「なぁ?桃」



「あ、はい・・・」


注)帝家・・・この作中の中では日本の王族。








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