続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「ふーん...、やっぱりお互いに好意もってたんだね。
もういいけど...終わったことなら。
その時は付き合ってたわけじゃないからね。」


口では理解があることを言ってても、視線が冷たいです、ソンミンさん。

当たり前だけど怒ってる、よね。


「本当にごめんね。
ペーターのこと怒ったりしないでね。
ソンミナとペーターが仲悪くなったら嫌だよ...」


「怒ることはあるかもしれないけど、仲悪くなることはないから安心して。
ペーターは大事な弟でメンバーなんだから、嫌いになりたくてもなれない。」


それを聞いて少し安心したけど、私のせいでまた反省文書かされたらごめんね、ペーター。

その時は半分手伝うから。


「それにあいつはいい男だし...姉さんがペーター選ぶなら仕方ないって思ってたよ。
でも、もう僕の彼女なんだから次にしたら怒るよ?」


私、ソンミンの彼女なんだ...。

まだ実感がわかないけど、その言葉に安心して、今までの緊張が一気に解けて、ついに我慢していた涙をこらえることができなくなった。

そんな私を優しく抱きしめてくれるソンミナ。

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