続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
社長からたっぷり一時間の説教を受けてから、ようやく解放される。
その間俺は想像の中で何度も彼の毛を抜いた。
俺に念力が使えていたら、きっと今頃無事な毛は一本もないだろう。
なんて、社長を逆恨みしてたらダメだな。
俺がリーダーとして不甲斐ないせいなんだから。
帽子を深くかぶり、作り笑顔さえもできなくなったので、下を向き早足で駐車場に向かった。
やっと......仲良くなれたと思ったのにな。
ソンミナたちのことがようやく解決したとしても、俺自身にまだ解決できていない問題がある。
メイリンと、それから......ヨンウナとの関係。
特にヨンウナとはこのままではいけないことは分かっているが、メンバーの誰よりも長く距離感のない付き合いをしていただけに、一度こじれるとどう接していいのか分からない。
あんなに俺を慕っていたヨンウナに、さりげなく避けられるようになったのは、俺のせいだ。
ヨンウナごめん、ごめんな......。
ひどい兄さんでごめん。
その間俺は想像の中で何度も彼の毛を抜いた。
俺に念力が使えていたら、きっと今頃無事な毛は一本もないだろう。
なんて、社長を逆恨みしてたらダメだな。
俺がリーダーとして不甲斐ないせいなんだから。
帽子を深くかぶり、作り笑顔さえもできなくなったので、下を向き早足で駐車場に向かった。
やっと......仲良くなれたと思ったのにな。
ソンミナたちのことがようやく解決したとしても、俺自身にまだ解決できていない問題がある。
メイリンと、それから......ヨンウナとの関係。
特にヨンウナとはこのままではいけないことは分かっているが、メンバーの誰よりも長く距離感のない付き合いをしていただけに、一度こじれるとどう接していいのか分からない。
あんなに俺を慕っていたヨンウナに、さりげなく避けられるようになったのは、俺のせいだ。
ヨンウナごめん、ごめんな......。
ひどい兄さんでごめん。