あなたの体温で癒して・・
11.今度は私が癒す番・・・
・・・

美晴と離れてから数日。

・・・

島の人たちはとても優しく、

仕事も順調だった・・・

・・・

それでも、

美晴のいないこの島は、

物足りなくて・・・

・・・

寂しくて・・・

・・・

心も体も、

冷え切っていた。

・・・

月日がたてば、

美晴を忘れることができるだろうか?

・・・

嫌がっても、

逃げても、

無理やりにでも、

ここへ連れてきたらよかった。

・・・

今になって、

後悔の念が押し寄せる・・・
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