あなたの体温で癒して・・

孝明side

・・・

それから数日後。

今日は仕事が早く終わりそうだ。

・・・

美晴と付き合いだして、

一か月。

・・・

今日の日の為に、

こっそり買ったプレゼントを、

あげようと思っている。

・・・

仕事をしながら、

何度も時計に目をやる。


「どうしたんですか、

そんなに時計ばかり気にして?」

看護師に問いかけられ、

苦笑いをした。


「そんなに何度も、

見てるかな?」


「そうですね?

数分おきに見てると思いますよ。

あ、さては、彼女とデートですか?」


「うーん・・・そんなとこ」
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