たったひとつの、ちいさな愛。



"うわ…タイプ"


それが神崎先輩の実物の第一印象。


イケメン…かと言われると違う。

美青年…でもない。


ただ、醸し出される雰囲気が、

感じる波長みたいな曖昧なものが、

見付けた瞬間、



ふっ、と。

わたしと噛み合った、



そんな、不思議な感覚がした。




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