【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参





「わかった。だけど教えるのは




 屋敷に戻ってからだ」






 俺の言葉に






「わかった」





 花蓮が言った。







「でもなんで?」




「まだ、龍太にも話してないことがあるからな」






 そう、まだ裏が取れた後の話は



 龍太にも親父にもしていない。






「そっかぁ…そういうことなら…」





 
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