【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参




「か…奏太さん!?」



 花蓮が声を上げる。



「オマエと俺…夫婦だよな?」


「え…?」



 俺は花蓮の肩を掴む手に力を込めた。



「夫婦だよ!?だって、結婚してるじゃん!」



 俺は息を吸い込んだ。




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