エンプティワールド-eight hero-
「まさか…」



私は走った。

少年のもとに。




少年は私に気づき、運転手の男から目線を外した。


運転手の男はすぐ車をまわして、逃げて行った。




少年はこちらをみる。


私にはわかった。



彼が誰なのか。
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