secret name ~猫と私~
何とか就業時間には間に合ったが、いつものように余裕はない。
電車も、いつもの時間より2本ほど遅れてしまった。
今日は大型朝礼があるので、第一・第二会議室に集合となっている。
第一・第二会議室は、普段は分かれているのだが、壁を横にずらすと繋がるようになっていた。
常に並べてあるテーブルと椅子も、隅に寄せられるように専用のスペースがあるので、広々と使える。
だから社員集合時には、大部屋にしてよく使われていた。
「・・・なんとか間に合ったみたいやな。」
「そうね。」
ほっと一息着く間もなく、自分のデスクに荷物だけ置いてから、2人は会議室に入る。
すでにほとんどの社員が中で雑談をしながら、待機していた。
佳乃たちはかなり遅いほうだろう。
電車も、いつもの時間より2本ほど遅れてしまった。
今日は大型朝礼があるので、第一・第二会議室に集合となっている。
第一・第二会議室は、普段は分かれているのだが、壁を横にずらすと繋がるようになっていた。
常に並べてあるテーブルと椅子も、隅に寄せられるように専用のスペースがあるので、広々と使える。
だから社員集合時には、大部屋にしてよく使われていた。
「・・・なんとか間に合ったみたいやな。」
「そうね。」
ほっと一息着く間もなく、自分のデスクに荷物だけ置いてから、2人は会議室に入る。
すでにほとんどの社員が中で雑談をしながら、待機していた。
佳乃たちはかなり遅いほうだろう。