背中を合わせて【完】
「所詮、人間は無い物ねだりなんだろうね。私も自分の欠点あるもん。」



そう言って笑う凛の欠点というのが、どの部分だか未夜にはわからなかった。


きっとそういうものなんだなって、凛の言葉で納得してみる。


圭と未夜の話もとりあえずは終わり。


もうこれ以上勝手に考えててもしょうがないから。


次の日の朝、いつもの公園で零に凛と話したことを言った。


圭にとって未夜が芸能人みたいな存在なのかもっていう話に、妙に笑いながら納得してた零。
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