幼なじみと付き合った場合。
そう思ったのも束の間。



うしろから別のヤツの声がした。



「やっと起きたか……お前の処分は、次回の職員会議で決まるらしーぞ。

覚悟しとけよ?」



……うぉー、上月の声だ。



そっか、コイツも一緒だったんだな……。



「赤松くん、もう平気?とりあえずお水飲んでね」



とりあえず布団の上に座ると、今度は保健の先生がやってきて、俺にガラスのコップを手渡してきた。









そっか…保健の先生がいるから、コイツらも…ってわけか。



「どうも…」



コップを受けとり、ゴクゴクと水を飲み干す。



……はぁっ、喉乾いたな。



もう1杯飲んで、やっと落ちつきを取りもどした。


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