幼なじみと付き合った場合。
あたしは教室の中をぐるりと見回し、舞川さんの姿を探す。


…いない。


てことは、やっぱりあたしなのか…。


腹をくくり、再び教室の外を見ると、そこにもう、伊織の姿はなかった。







…あれっ!?


どこに行ったの?


前を向くと、友達があたしを見て目を大きく見開いている。


「やだ~。どうしたの?みんな…」


あたしがそう言うのにかぶせるように、頭上から声がした。



「なぁ、彩花。ちょっと顔貸して」


こっ…


この声はっ!!






< 38 / 1,432 >

この作品をシェア

pagetop