幼なじみと付き合った場合。
今まで適当に女の子と遊んできた伊織と、



男の子を警戒しつつも、伊織のことを受けいれてた松本さん。



ふたりの間に、なにもなかったんだとしても……



なにか共鳴するものがあったからこそ、松本さんは伊織を家に呼んだんだよね?



あたしの知らないなにかが、そこにあるような気がしてくる。








「伊織が……それっぽいこと言ってたとしたら…謝るね……」



「え、それっぽいってなに?」



松本さんがキョトンとして、大きな瞳をパチパチさせる。



あ~……ホントに最悪。



伊織ならやりかねないから。



あたしの大切な友達に、なんてことしてくれたんだろう……。



「その……アイツ、エロいし……松本さんに手ぇ出すつもりで色々言ってたなら……」


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