幼なじみと付き合った場合。
「金忘れたなら、素直にそう言えよ…奢ってやるから」



「財布は持ってるけどな?あ~、楽しい。しばらくの辛抱だ。苦痛のあとの快楽は、最高だから」



「…は?やっぱキてんな……意味わかんねー」



なんかよくわかんねーけど、とりあえずカツ丼を奢ってやった。









「あー、わかった。朝野になんか言ってくれたとか?」



「俺が?言ってやってもいーけど……来週一週間分の昼飯……」



「お前には頼まね~。自分でなんとかする」



ったく、人の弱みにつけこんで、タカりやがって……。



俺は学食内を見回し、席を立った。



「朝野って、いつもどこで飯食ってんの?」



「アイツ弁当だから、教室じゃね?」



「ふーん……」










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