幼なじみと付き合った場合。
「え、合コン!?いつでも呼んでくれ。俺も行くから」


横から小菅が入ってきた。


どーして俺の周りは、こんなヤツらばっかなんだ!?







「あー……嫉妬で狂いそう……」


学食のテーブルに突っ伏して、ため息をつく。


「お前、独占欲強すぎねーか?ある意味尊敬するわ」


小菅が呆れてる。


「誉めてくれて、ありがとー」


「誉めてねぇって」


上月が横からツッコミ入れてきたけど、聞こえないフリ。


あぁ……なんでこんなに彩花が好きなんだよ!!


だけどアイツは、俺の思い通りにならない。


昔から、いつもそうだ。






色んな男に笑顔振り撒いてさ、


あたしはモテない、彼氏欲しい……


って、ザケんじゃねーーーっ!!


俺の気持ちも知らないで。


伊織はなにもわかってない!って言うけどさ、


俺の気持ちなんて、彩花には一生わかんねーだろうな。


そう……一生。





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