幼なじみと付き合った場合。

「なんだか心配することが多くて、余計に体調が悪くって……って、こんな泣きごとあなたに言ってもしょうがないんだけど」



「はい……あたしでよければ。もしなにかあれば、いつでも連絡ください」




あたしは松本さんのお母さんに、ケータイのアドレスと電話番号を書いた紙を用意して、手渡した。










松本さんは、自分のことを弱いって言ってたよね。



なんだかこのお母さんを見ていると、同じタイプの人に思えてくる。



松本さんのお母さんも、なんだか弱々しい印象を受ける。



あたしでも…なにか力になれればって思ってたから、今日話せてよかったな。



あたしはとりあえず、



帰りに松本さんの家に寄ってみることにした。