結婚、結婚してください!

「おはよー、瑠璃ー」


間延びした眠そうな声が背後からした
亜衣だった


「おはよ。昨日、いつ帰ってきたの?」

「え…瑠璃、寝てたんじゃ…」


あぁ、そうだった
私、狸寝入りしたんだった


「あー…夜中起きたら、亜衣と旭くんが居なかったから」


小さな嘘をつく


「そ、そっか…」

「………旭くんとなんかあった?」

「ぅえぇっ?!」


分かりやすい反応ありがとうございます

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