結婚、結婚してください!

それに気付いたのが、この前の花火大会の日


『俺にこうされるのは…嫌?』

『嫌じゃない。大樹なら…別にいい』


"…たぶん…大樹の事が好きだから"


花火によって打ち切られた私の言葉

ほぼ、無意識に近い状態で…
私は言おうとしていた


「気付いた時には…どっぷり堕ちてた」

「…大樹くんに?」

「…そう」


2人でため息を吐いていた教室を抜けて、今は音楽室

そこで、お弁当を食べながらガールズトーク
ってゆうか、現状報告

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