龍鬼と私。
☆第6章★

再会

次の日も病院へ行った。





昨日会った人とは、幸いまだ会ってない。




良かったと、心の中で思っていた。





いつものように、みんなでトランプしたり話したりしている。






「私、トイレに行ってくる。」





「場所分かるか?」





俊が聞く。





「わかんない。………。」






そう言い、目線を楓に向ける。






「俺、一緒に行くよ、ついでにみんなの飲み物買う。」





笑顔で楓が言ってくれたので、楓と一緒に行くことに。






「トイレ終わっても、ここで待ってて?俺戻ってくるまでね。」






「わかったあー。」





そう言って楓は売店へ向かって行った。






私は、言われた通りトイレを済ませ待っている。






「遅いなー…。」





そんなことを呟きながら、目線を楓の行った方へ向けると、昨日の男が居た。






私はまた苦しくなったので、下を向き目が合わないようにしていた………が、何故か男は私の前で止まった。






「唯奈ちゃんだよね?」





男がそう言ってきたので、ビックリして顔を上げたら、更に息苦しくなってきた。





「俺のこと忘れちゃったの?…。」





悲しげな顔で問う彼。




頭がいたくなってきた。





「俺はずっと待ってたんだよ。え!?大丈夫!?(汗)」






激しい頭痛と共に私は倒れた。






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