龍鬼と私。

開く心

体育祭も一応無事に終わり、暑くなってきた7月初め。
私に少しずつ変化が起きていた。





倉庫幹部室…





「どうして!!!!」




海斗が喚く。





「どうしても。」





俊が言う。





私と蒼空はみんなのアイスを買いに行ってて、階段を登っていたら、聞こえてきていた。
“なんだろう?”と、2人で顔を見合わす。






『ただいま…』





静かに入ってみた。





「ほら、2人共やめな。唯奈帰ってきたよ。」




何事なのかわからない私と蒼空は、“何?”とお互いにジェスチャーした。





「俺も海行きてー。」




亮汰が突然言った。





「海?」




私が訪ねると俊が舌打ちをした。





楓が説明する…





理由は、私を海に連れていこうと海斗が俊に言ったら、ダメだと言われ口論になったらしい。







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