片恋い想い。





龍君の隣にはこれまた容姿端麗な男子が二人




金髪の髪が似合う男の子と不良とは思えないくらい見た目が秀才、黒髪にメガネをかけている男の子




「あ、紹介するね♪こっちの金髪が 前原 千景 (マエバラ チカゲ)。んで、黒髪の秀才ちゃんが 橘 一樹 (マエバラ イツキ)!よろしくしてやって♪」




「よろしくね♪亜依ちゃん!梨菜ちゃん!」




そう言って先に話しかけてきたのは、前原千景さんだ




握手を求められ手を伸ばす




「二人とも可愛いじゃん♪ね、一樹♪」





「あっそ」




前原千景さんと全く真逆の雰囲気を漂わせる橘一樹さん




亜依を見ると橘一樹さんに釘付けになっていた




そいうことか…




いつの間にか咲良たちはいなくて、私は握ったままの手を引かれるように前原千景さんと動き出した




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